会議の反訳承ります

国会のテレビ中継をご覧になったことがある方はご記憶にあると思いますが、速記係が椅子に座ってすべての発言を速記しています。あれはリアルタイムの反訳、文字起こしですね。

会議の都度、議事録を作成している会社は少なくないと思います。国会のように速記係が、リアルタイムに議事録を作成してくれるといいのですが、 おそらくそんな恵まれた環境の企業はほとんどないことでしょう。

反訳、文字起こしは、やろうと思えば、誰でもできます。もちろん資格も不要です。ですが、実際にやってみると思いのほか時間がかかるものなのです。

それはなぜでしょうか?会議は一人ではできません。複数の方が参加して、いろんな意見を発言します。反訳するためには、誰の発言かを発言ごとに判別しなくてはいけません。その発言も正確に起こすとなると、内容もしっかり聞いて起こす必要があります。

スピーカーによっては、発音が不明瞭で一度聞いただけでは理解できない部分があったりします。そんなことを同時にやっていると、結構時間がかかるものです。社内で議事録作成を持ち回りでやっていて大変だったけど、ACNに依頼したことでその時間が本来の仕事に当てられて効率がよくなったというお話しをクライアントさまよりお伺いすると嬉しくなります。

会議のテープ起こしで一番神経を使うのが、発言者の特定で、ご出席の人数が多くなるほど難易度が上がります。声に特徴のある方は、早い段階で特定できますが、特に男性の場合は声が低いので難しいです。

そのため、最初に声のサンプルを作成して、どなたの声がを特定していきます。多くの方がご参加の会議でも、全員が同じようにご発言されるわけではなく、短いご発言のみの場合もあります。そのため、100%正確に話者様が特定ができるかといえば、それは難しいと言わざるを得ません。ですが、そのなかで最善を尽くし作業を行います。

定例で実施される会議の議事録作成をACNにご依頼くださるクライアント様もいらっしゃいます。何回も同じメンバーで行われる会議の反訳は、作業スタッフが話者様の声を覚えてしまうので比較的作業がスムーズになります。

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