テープ起こしのご依頼は、録音された音声のみからの案件がほとんどですが、動画ファイルからもテープ起こし作業を承ることができます。
例えば、ご講演等を自身やお仕事で撮影されて、それをDVDにしたものや、ニコニコ動画、YouTube等の動画投稿サイトにアップしたものなど、いろいろあると思います。
その動画に資料的な要素が含まれているものは、作業をする上で、非常に参考になる場合があります。専門性の高い医学、薬学、技術系等、映像中で話者様がスクリーン等に資料を表示しながらお話しをされているというシチュエーションで
撮影された動画です。
もちろん、一般的な内容であっても、その業界関係者じゃないとわからないような用語が使われている場合も映像情報は有効です。作業自体は、まず音声データのみで作業を行い、その後、不明な用語や、誰がご発言されているのかを確認するために画像を確認します。
ご講演で、ただお一人の方をずっと映されているという映像なら、音声のみの確認で問題はありません。会議やシンポジウムで複数の話者様が確認できる映像も、話者様を特定する意味でとても有効です。
ただ、撮影の仕方も重要で、ドラマみたいに、その都度、お話しをされている方が映っていれば、大変ありがたいのですが、定点カメラでの撮影だと、その特定も困難な場合があります。
客席から舞台上に横並びの話者様がいるような場合は、カメラが固定されていても全体が映っていれば大丈夫です。データをお送りいただく場合、映像データは音声のみのデータと比べ、サイズがかなり大きくなります。
数ギガのデータも珍しくありません。DVDにデータをコピーしてお送りいただくか、大容量送信が可能なオンラインストレージをご利用いただきお送りいただくのがよろしいと思います。
動画サイトの場合は、その動画のURLをお教えいただければ作業は可能です。