テープ起こしをテープ起こし会社に依頼する時、録音データはどうやって送るのが一番いいでしょうか。多くのテープ起こし会社が推奨していますが、やはり現状は、オンラインストレージサービスを利用して送るのがベストでしょう。
音声データのテープ起こしを考えている方はこちらの記事も参考にしてください。
オンラインストレージサービスの会社は少し前までは、無料だと300メガくらいまでのファイルしか送ることはできませんでしたが、いまでは1ギガ以上のデータファイルも送ることができるオンラインストレージもあります。
これなら映像ファイル等のサイズが重いデータもサクッと簡単に送れます。このサービスは、インターネットが使える環境をお持ちなら、専門的な知識が無くても誰でも無料で簡単に利用できるので便利です。
ネット環境により、外部サイトの利用ができない場合は、CD-RやUSBメモリに録音データをコピーして、書留等で送るのがいいでしょう。
テープ起こし会社によっては、会社の専用サーバーにクライアントからデータをアップロードしてもらうというところもありますし、逆にクライアントのサーバーにアップロードされたデータをテープ起こし会社側でダウンロードするというパターンもあります。
データをメール添付で送るのは、相手先のPC音声に負担をかけてしまうこともあります。音声データはファイルサイズが大きくメール自体が受信できない場合もあるため、オンラインストレージの利用がいいでしょう。
ICレコーダー本体を送る場合、機器の紛失やデータの破損、消去という可能性があります。
オリジナルの録音であれば、そういった事故は防ぎたいものです。
そのため、反訳会社によっては、ICレコーダー本体の送付を断わっているところもあります。
やむを得ずICレコーダー本体を送るときは、事前にテープ起こし会社に確認してから送るのがよいでしょう。
少し前までは、カセットテープやMDというアナログ媒体に録音し、お客様がそれをテープ起こし会社に送るというスタイルが主流でしたが、時代の流れとともに変わってきました。
ACNでは、今でもそれらの媒体から録音されたデータの作業も可能です。
今ではカセットテープの録音はほとんどされることがないので、「テープ起こし」という言葉もそのうち使われなくなってくるのでは?と思ったりもします。
デジタルファイルならではのメリットはたくさんあります。頭出しも簡単にできますし、時間を指定して、その部分を作業してもらうということもできます。音声の録音時状態が悪くても、イコライザー等の補正ソフトを使い、聴きやすいように加工することもできます。
ただしこれも万能というわけではないので、音声を録音するときは、ノイズの少ないクリアな録音が大切になってきます。