議事録のテープ起こしについて

会議、ミーティングが行われた際、書記をされている方はどのようにその記録をとられているでしょうか。

録音、録画されたデータをもとに議事録を作成されている企業や学術機関も多いと思います。

会議や打ち合わせなどを録画、録音するメリットはたくさんあります。

会議、ミーティングを録音・録画することについて

インハウスで会議の議事録を作成される場合、途中で交わされる議論を省略して、結論だけを議事録に残しているというところも少なくないと思います。

結論や今後の方向性だけが議事録に残っていても、会議に参加した人は理解できると思いますが、会議に出席していなかった人が実際にそれを見ても、背景を含め、どのような経緯でそういう結論となったのかが十分に伝わらないこともきっとあるはずです。

会議の雰囲気自体は、テープ起こしをしてテキスト化しても、それをうまく表現することはできません。

例えば、緊張した雰囲気の会議だったとしても、議事録を作成する人が「緊張した雰囲気で会議が始まった」とは記さないと思います。

会議はその時間中にいろんな局面があります。雰囲気にのまれて不本意な発言したり、発言が出ずに、静まり返ったりすることもあります。

録音、録画すると、そういった雰囲気を残すことができます。後日発言等を証拠とするケースが発生してもそれらがあれば安心です。

会議中の発言については、それがどういう意図で、どのような背景からどういう流れがあってその発言に至ったのか、議事録で残すのは困難です。

マスコミの書く記事でも言えますが、インタビューの中の一部の過激な発言が前後の脈絡を無視して恣意的に切り取られることで、世間的に持たれている発言者のイメージが大きく変わることがあります。

テープ起こしをして、すべての内容を議事録として残した場合のメリット

テープ起こしをして、すべての内容を議事録として残した場合、たとえ強い言葉でも、その発言にいたるまでのすべての流れが把握できますし、それが理解できれば、その発言にいたった経緯もわかるわけです。

通常、会議の議事録を作成する場合は、最低1名、また記録の正確性、公正性を求めて数名が議事録担当として参加するケースが一般的かと思います。

リアルタイムで議事録を作成せずに、録画や音声データを残して後からそれをもとにテープ起こしした場合、効率性面でもメリットがあります。

まず会議に録画、音声データに記録することは、会議に全員が参加できるというメリットがあります。

これは議事録要員が不要になり、参加者全員が会議にフォーカスして議論することができます。

議事録は、会議の現場でメモをとり、それをとりまとめて、他の議事録担当と擦り合わせて会社の全体、または必要なメンバーに共有されます。

録画、音声データを残すことで、その会議に参加できなかったメンバーと会議の内容を共有することができます。

そして、それを聞いた人はすぐにその会議を受けて次のアクションを行うことができるのです。

そしてそれがテープ起こしされて、文字化されれば、重要な部分にすぐアクセスできるので、なお効率的です。

議事録もデータとして共有されるので、紙にプリントする必要もありませんし、全て一括で管理できることで情報セキュリティ上のリスクが下がることもメリットの一つです。バックアップをとることで、半永久的にデータを残すことが可能です。

現代のサラリーマンは、やることが多く、とかく時間がありません。会議のデータをすべて聞くのは非効率的です。

会議、打ち合わせの際には録音は必須です。議事録もメモ程度にすれば参加者全員が会議に集中できます。

音声データはテープ起こし業者に

録音した音声データは、テープ起こし業者に依頼すれば、議事録作成にかかる時間も削減されます。

議事録をメモなどから作成しようとすると、時間もかかりますし、抜けや漏れも発生してしまいます。

特にテープ起こし慣れてない方おこなうと、60分の音声データをテキスト作成するのに、半日以上かかってしまうこともあると思います。

そのため議事録を作成するために通常の業務の時間をロスしてしまうという事態も考えられます。

会議、ミーティングの議事録のテープ起こしは業者に依頼するのがベストです。

発言者の特定もできますし、ミスも少ないです。それにより業務おける伝達ミスなども回避できます。

またクライアントの打ち合わせを音声データと文字起こしで保存しておくと、記録と情報整理の両方の面で役に立ちます。

まとめ

議事録作成はそこで何が議論されたのかをテキスト化する重要な作業であり、何かあった場合の証拠にもなり得ます。

そのため、議事録作成は間違いのないよう、慎重に行わなくてはなりません。

コストを考慮してインハウスで作成すると、議事録作成者はそれに費やす時間は本来業務ができずに、時間のロスとなってしまうことがほとんどです。

ぜひ一度、テープ起こしのACNにお問い合わせくださいませ。

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